2008年10月16日
第60回秋のさわやか運動会
10/13(土)秋晴れの下、第60回坂戸幼稚園秋のさわやか運動会を開催いたしました。当日ご参観いただきましたお父様、お母様、おじい様、おばあ様、ご家族皆様、たくさんの拍手、応援、声援、誠にありがとうございました。毎年のことながら皆様が子どもたちに贈られる温かな“称え”に本当に感謝しております。
今年の運動会、もう私は何も言うことがありません。子どもたち一人一人が本当に素敵だった。今思い出してもさわやかな笑顔、チャレンジする瞳、くやしい涙、楽しむ気持ち、そのひとつひとつの表情が鮮明に見えます。
なんで何も言うことがないのか・・・それは私が子どもたちと先生との“始まり”を知っているからでしょう。始まりがあるからその過程プロセスも見てきたからでしょう。
美智子先生が言う「子どもはプロセスで育つ」をあらためて実感した運動会です。
誤解のないように書き添えますが、坂戸幼稚園は決して「さあ運動会、今日から特訓」の幼稚園ではありません。それはそれはゆっくりと生活の一部、遊びのひとつからスタートするのです。
やはりスポットを当ててお伝えするのは年長組のリレー走でしょう。
1学期からすでにリレー遊びは始まっていました。走ることが好きな子どもたちですから大好きな遊びです。ぐるっと一周かけっこして次のお友だちにタッチ、その遊びを“自分が”楽しみます。クラスだってまぜこぜ、年中さんがまじっていたり。
子どもたちも2学期に入り少ーし運動会を意識をし始めますが、まだまだ“遊び”“自分”の世界。でも速く“自分が”一周を走りたいのでトラックの中をワープ、そんな光景は毎年のことです。
先生は答えは出しません。
しばらくするとリレー遊びがクラスごとになっていきます。子どもながらに遊びとは言え、なんで負けちゃうんだろう、でもまぁいいか、という表情が。でも中にはそろそろ悔しさが募る子もいたり、まだまだそっぽを向く子もいたり。
先生は子どもたちに投げかけていきます。いろんな「どうして?」を。
リレー遊びからリレー走へようやくその姿を見せ始めてきます。毎日それこそ毎日繰り返し走ります。それは速く走れるようになるためではなく、模索するため。「なんで走るの?」「誰のために走るの?」
走っては話し合う。走っては話し合う。「なんで?」「どうしたら?」「この喜びはなぜ」「この悔しさはなぜ」
子どもたちなりに考える、考える、考える・・・。
いつしか毎日のリレー走はクラス対抗の真剣勝負へと姿を変えていきます。負け続けるクラス、勝ち続けるクラス、それぞれに子どもたち一人一人が一人一人の乗り越えていく壁を目の前にしながら。喜びもあり、涙もあり。
そして、子どもたちは“自分で”その答えを勝ち取ります。仲間、絆、先生、喜びの理由、悔しさの理由、そして「許す」。仲間だから、一緒にやってきた友だちだから。
トラック一周はほんの一瞬です。でもその一瞬に坂戸幼稚園の年長組さんは自分へのチャレンジを重ねてきました。そして一瞬であっても親御様の胸にいつまでも残るでありましょうあの姿、表情、心へと成長しました。
勝たせたい。勝って喜ぶ姿を迎てやりたい。親なら誰しもそう思います。私もそうです。担任だってそうでしょう。でも、勝っても負けても坂戸幼稚園すいれんさんが運動会を迎えるまでに歩んできたプロセスはなにものにも変え難い成長の証としてどうぞどんと受け止めて差し上げて下さい。
最後に、運営面では多々至らぬ点があったこととも思います。ご心配をおかけしてしまったこともあろうかとも思います。忌憚のないご感想、ご意見など「あゆみ」などを通してご遠慮なくお寄せください。私どももこの坂幼らしさのある運動会をいつまでもすいれんさんのリレー走のようにそのバトンを教職員皆でつないでまいりたいと思います。
あらためまして第60回坂戸幼稚園秋のさわやか運動会のご参観、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
運動会が間近の園庭。すいれんさんが跳ぶように駆け抜けていく。見すえるのは・・・仲間
運動会を前にして先生たちによる演技。フラッグの音、弾むからだ、気持ちを込めて子どもたちに披露する。
運動会、自分の思いを込めて走り、跳び、演技すると自分へのご褒美、素敵な気持ちのよい笑顔になれるよ。大切に伝えたいことのひとつです。
今年の運動会、もう私は何も言うことがありません。子どもたち一人一人が本当に素敵だった。今思い出してもさわやかな笑顔、チャレンジする瞳、くやしい涙、楽しむ気持ち、そのひとつひとつの表情が鮮明に見えます。
なんで何も言うことがないのか・・・それは私が子どもたちと先生との“始まり”を知っているからでしょう。始まりがあるからその過程プロセスも見てきたからでしょう。
美智子先生が言う「子どもはプロセスで育つ」をあらためて実感した運動会です。
誤解のないように書き添えますが、坂戸幼稚園は決して「さあ運動会、今日から特訓」の幼稚園ではありません。それはそれはゆっくりと生活の一部、遊びのひとつからスタートするのです。
やはりスポットを当ててお伝えするのは年長組のリレー走でしょう。
1学期からすでにリレー遊びは始まっていました。走ることが好きな子どもたちですから大好きな遊びです。ぐるっと一周かけっこして次のお友だちにタッチ、その遊びを“自分が”楽しみます。クラスだってまぜこぜ、年中さんがまじっていたり。
子どもたちも2学期に入り少ーし運動会を意識をし始めますが、まだまだ“遊び”“自分”の世界。でも速く“自分が”一周を走りたいのでトラックの中をワープ、そんな光景は毎年のことです。
先生は答えは出しません。
しばらくするとリレー遊びがクラスごとになっていきます。子どもながらに遊びとは言え、なんで負けちゃうんだろう、でもまぁいいか、という表情が。でも中にはそろそろ悔しさが募る子もいたり、まだまだそっぽを向く子もいたり。
先生は子どもたちに投げかけていきます。いろんな「どうして?」を。
リレー遊びからリレー走へようやくその姿を見せ始めてきます。毎日それこそ毎日繰り返し走ります。それは速く走れるようになるためではなく、模索するため。「なんで走るの?」「誰のために走るの?」
走っては話し合う。走っては話し合う。「なんで?」「どうしたら?」「この喜びはなぜ」「この悔しさはなぜ」
子どもたちなりに考える、考える、考える・・・。
いつしか毎日のリレー走はクラス対抗の真剣勝負へと姿を変えていきます。負け続けるクラス、勝ち続けるクラス、それぞれに子どもたち一人一人が一人一人の乗り越えていく壁を目の前にしながら。喜びもあり、涙もあり。
そして、子どもたちは“自分で”その答えを勝ち取ります。仲間、絆、先生、喜びの理由、悔しさの理由、そして「許す」。仲間だから、一緒にやってきた友だちだから。
トラック一周はほんの一瞬です。でもその一瞬に坂戸幼稚園の年長組さんは自分へのチャレンジを重ねてきました。そして一瞬であっても親御様の胸にいつまでも残るでありましょうあの姿、表情、心へと成長しました。
勝たせたい。勝って喜ぶ姿を迎てやりたい。親なら誰しもそう思います。私もそうです。担任だってそうでしょう。でも、勝っても負けても坂戸幼稚園すいれんさんが運動会を迎えるまでに歩んできたプロセスはなにものにも変え難い成長の証としてどうぞどんと受け止めて差し上げて下さい。
最後に、運営面では多々至らぬ点があったこととも思います。ご心配をおかけしてしまったこともあろうかとも思います。忌憚のないご感想、ご意見など「あゆみ」などを通してご遠慮なくお寄せください。私どももこの坂幼らしさのある運動会をいつまでもすいれんさんのリレー走のようにそのバトンを教職員皆でつないでまいりたいと思います。
あらためまして第60回坂戸幼稚園秋のさわやか運動会のご参観、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
運動会が間近の園庭。すいれんさんが跳ぶように駆け抜けていく。見すえるのは・・・仲間
運動会を前にして先生たちによる演技。フラッグの音、弾むからだ、気持ちを込めて子どもたちに披露する。
運動会、自分の思いを込めて走り、跳び、演技すると自分へのご褒美、素敵な気持ちのよい笑顔になれるよ。大切に伝えたいことのひとつです。
2008年10月16日
坂戸幼稚園の前が
ミニコンサート会場(10/5)になりました。坂戸駅北口商店会のイベントで並木通りに面した駐輪場での演奏です。ヤマザキ406というお父さんバンド、私より十くらい若いお父さん方でしょうか。淡々と演奏する姿が私みたいの年代にはすごくカッコよくてきまってました。
途中で雨が降ってきてしまい、坂幼の軒下で片づけをされている時の会話が耳に入ってきました。「昔あそこにはさー、マミーマートがあってね・・・」ムムム、これはもしやと思いお尋ねしたら、やっぱりバンドのお一人が卒園生でした。卒業生名簿をお渡しし、次回10年後の卒業生絵画展ぜひ観に来て下さいと話が弾みました。
楽器ができるっていいですよね。ちなみに私はなーんもできません。坂幼父さんでバンドとかやっている方はいるのだろうか・・・。お父さんで和太鼓サークル作ろうかなぁ・・・。
途中で雨が降ってきてしまい、坂幼の軒下で片づけをされている時の会話が耳に入ってきました。「昔あそこにはさー、マミーマートがあってね・・・」ムムム、これはもしやと思いお尋ねしたら、やっぱりバンドのお一人が卒園生でした。卒業生名簿をお渡しし、次回10年後の卒業生絵画展ぜひ観に来て下さいと話が弾みました。
楽器ができるっていいですよね。ちなみに私はなーんもできません。坂幼父さんでバンドとかやっている方はいるのだろうか・・・。お父さんで和太鼓サークル作ろうかなぁ・・・。
2008年10月16日
順番が逆になってしまいましたが・・・
9/26(金)にお月見会を行いました。今年は私も年少組さんと一緒に毎年恒例になっている美智子先生のうさぎの話を聞きました。年に一回のこととは言え、いつ聞いても泣けます。どんなお話かは過去のエントリーご覧下さい。
お月見だんご作り。
パネルシアターでのお月様とうさぎのお話し。
お月見だんご作り。
パネルシアターでのお月様とうさぎのお話し。
2008年10月16日
続いても双葉会です
双葉会っ子運動会の次の回は雨上がりの双葉会でした。さすが坂幼双葉会っ子という姿をパチリッ。あー、お母さんお洗濯大変だろうなー、と思いながらも「これこれ」とほくそ笑んでしまうサッカーパパなのでした。
思い切りのよさは坂幼っ子以上か?!やるな、お主。
思い切りのよさは坂幼っ子以上か?!やるな、お主。
2008年10月16日
まず最初は
双葉会の運動会「それいけ!双葉会っ子運動会」9/29(月)開催です。今年はあいにく室内での運動会になってしまいましたが、双葉会っ子も自分たちの運動会!ということでそれはそれは笑顔でにぎやかな運動会となりました。
何をやっても可愛いのが双葉会っ子たち。どんな種目にもピュアに楽しんでくれる。親御様とも一緒ということあり、果敢にトライしていましたね。
昨年も書いたように思いますが、双葉会では「両方優勝やったーっ」「みんなでバンザーイ!」と勝ち負けは決めません。これは順位を決めるのはよくないからと“手をつないでみんなでゴール”というものとは決して違います。
双葉会っ子たちはまだまだ当たり前ですが“自分が中心、自分だけの世界”の子どもたち。その子どもたちの運動会ですから自分が気持ちよくなければ楽しくないのです。「みんなやったーっ」で自分がその一員なら「うれしー」のです。子どもの年齢による発達を考えながらやらなくちゃ、というのが美智子先生の信条です。
こうしたヒミツは抜きにしても、双葉会の運動会はほのぼのしていていいのです。
とはいえ、双葉会っ子でも玉入れは熱いのです。うー、カメラが追いつきません。
それでもってこの笑顔です。見ているこちらも嬉しくなっちゃいます。
何をやっても可愛いのが双葉会っ子たち。どんな種目にもピュアに楽しんでくれる。親御様とも一緒ということあり、果敢にトライしていましたね。
昨年も書いたように思いますが、双葉会では「両方優勝やったーっ」「みんなでバンザーイ!」と勝ち負けは決めません。これは順位を決めるのはよくないからと“手をつないでみんなでゴール”というものとは決して違います。
双葉会っ子たちはまだまだ当たり前ですが“自分が中心、自分だけの世界”の子どもたち。その子どもたちの運動会ですから自分が気持ちよくなければ楽しくないのです。「みんなやったーっ」で自分がその一員なら「うれしー」のです。子どもの年齢による発達を考えながらやらなくちゃ、というのが美智子先生の信条です。
こうしたヒミツは抜きにしても、双葉会の運動会はほのぼのしていていいのです。
とはいえ、双葉会っ子でも玉入れは熱いのです。うー、カメラが追いつきません。
それでもってこの笑顔です。見ているこちらも嬉しくなっちゃいます。