題なし【さっかーせんせい】
スポーツ現場での暴力・・・様々な方がご自身のプロセスの中で様々な経験をされ様々な意見や感想をお持ちなのだなとその後のニュースや報道を見聞きし感じます。
私は・・・?ちょうどこのことがクローズアップされた2月、坂戸幼稚園のU−12サッカースクール保護者様に宛てたおたよりを転載いたします。おたよりなので長文です。
大阪市桜宮高校での部活動で、体罰により男子生徒が自殺した事件。部活動やスポーツ・運動現場での体罰問題について詳しく研究したわけではありませんが、スポーツ指導現場に携わる者として、自分を振り返る(自己における再省察の)ためにも、このスクール保護者様に宛てて書くことは避けられないものと思います。限られた紙面ではございますが、試みてまいりますので、保護者様も一緒に考えていただければ嬉しく思います。また、保護者様のお考えもぜひお聞かせいただければ幸に存じます。
【告白】
過去に一度だけサッカー指導現場で手を上げたことがあります。ちょうど二十歳の頃ですから、もう30年も前の話になりますが。当時私は練馬区の○○小学校というところで立ち上げたサッカークラブでコーチをしていました。立ち上げて3年ほど経った時のことだったと思います。子どもたちとはサッカーを通して信頼関係が築けているかなと思い始めた矢先のことでした。
ある学年でいじめのようなことが発覚しました。ある子(仮にA)がクラブの中で無視をされ、嫌な言葉を投げつけられ、孤立していたのです。正直腹が立ちました。練習前に全クラブ員を集め、関わった子どもたちを立たせ、頬を平手で叩きました。叩かれ泣く子もいました。そして、こう言ったことを記憶しています。「痛いか?悔しいか?どんな気持ちだろうとAの心の痛みには決して及ばない。今日家に帰ったら、何があったか、コーチがしたこと、言ったこと、全員(叩かれた子もそうでない子も)必ず家でお父さん、お母さんに話すこと。そして自分はどう感じたか、何を思ったかも正直に話すこと。」と。
自分のこの行為を親御様はどうとらえられるのだろうか、子どもたちはこれをきっかけに自分自身やチームメイトに対する姿を少しでも振り返ってくれるだろうか、叩いたことをあるまじき行為として咎められた時には潔く指導者を辞そう等々、様々なことが当時の私の頭をよぎったことを覚えています。
翌練習日に、保護者の方々が何人かが代表をして私のところに来ました。そして、子どもの話だけではよく事情が分からないので、説明をして欲しいと言われました。その時お母様方にどのような話をしたのか、ここのところは記憶が定かではありませんが、その後もそのチームで指導を続けていましたから、ご納得(していない方ももちろんいらっしゃったと思います)していただけたのでしょう。ひとつ覚えているのは、みんなちゃんと話してくれたんだという嬉しさが残ったことです。
今思えば、子どもたちをお預かりしている以上、サッカーだけでなく、サッカーを通して子どもたちの心を育ててあげられなかった自分の至らなさを棚上げして、「頭に血が上ってしまった」「若気の至り」では済まされない行動だったといつも振り返っています。
【育ち】
今回の内容を記す時、そうした私自身の小学校時代、特に4〜6年生時代に触れなければなりません。この3年間、クラス替えもなく男女ともに仲が良く、大変団結力のあるクラスでした。今でもこのクラスの仲間たちとはことあるごとに男も女も集まって、たわいもない話をしたり、あるいは議論をしたりしています。
40年近く変わらずクラスの仲間で付き合える大きなファクターに、5年生の時に大卒新任で着任され、その後2年間担任をしていただいたE先生の存在があります。今では還暦を過ぎリタイアされたE先生ではありますが、私たちが卒業し、大人になり、家庭を持つようになっても、私たちが集まる時には足を運んでいただいてきまして、今でも一緒にお酒を飲み、語り合います。私たちはこのE先生が大好きなのです。
このE先生、叩くんです。小学生時分ですから、私たちもイタズラもしましたし、悪さもしました。そうした中、友だちをけなしたり、相手のことを思いやらなかったり、もちろんいじめたりしようものなら容赦なく平手が飛んできました。「どういうつもりだ!歯をくいしばれ!」特に体育会系というわけではありません。ひょろっとしていますし。むちゃくちゃ痛かったです。むろんそんな時はとても怖かったです。私などは何回叩かれたか…。友だちも同じようなものでした。でも、このE先生がみんな大好きでした。
あんなに叩かれ、あんなに叱られ、あんなに怖くて、あんなに痛かったのに、なぜクラスの子どもたちはE先生を慕い、大好きだったのかといつも考えます。
【告白】での行為がこのE先生との小学校生活、E先生の影響がないと言ったら嘘になると思います。あの時、一瞬逡巡した私の脳裏を「E先生だったらどうする?」という想いが確かによぎりました。そして「こうする」と手を上げたのも覚えているからです。
誤解がないように申し添えますが、私がそうだったから子どもはみんな叩かれても平気なんだ(慕ってくれるものなのだ)、叩くことは正当(な指導、教育)なんだ、真剣であれば、覚悟があれば何をしてもよいのだと考えてはいません。
今でも考えることは、二十歳の頃に、子どもを叩いた私の手から脊髄を通って体全身にズキンとした心の痛みが走ったこと、E先生は私たちを叩く度に、この痛みを感じていたのだろうなと当時思ったことが忘れられないということです。
【今】
桜宮高校や女子柔道での件が、選手が指導どおりのプレーができない、監督やコーチが思い描いているように動けない、そうしたことで敗戦をしたりスキルの向上が見られないとの考え故であれば、本当にあるまじき行為だと思います。指導者は教えているつもりなのでしょうけれども、選手がそうできないのは、その指導が適切ではないからなのです。自己撞着に当の指導者が気がついていないのです。
いや、それは選手が怠惰であったり、根性や気合いがなかったり、仲間との協調性がなかったりetc.という選手個人に問題があり、それに腹をすえかねての行為だったのでないか、という指摘もあるかもしれません。でもそれも、指導者の人間的資質としての影響力が欠除しているからで、指導者の人間性が選手に対して良い変容を及ぼすものであればこうした議論は起こらないと思うのです。
そして桑田選手も言っていました。「絶対に仕返しがないという上下関係の中で、暴力で脅して子どもを思い通りに動かそうとすることは最も安易で恥ずべき行為」であると。
私は(あの一度からこれまでも、今も、これからも)叩きません。それをすることはサッカー指導者として、人としての自分自身の成長を止めてしまいますし、コーチとしての尊厳を傷つけ、大好きなサッカーというスポーツを貶めてしまい、桑田選手の言うとおり恥ずべき行為ですから。この歳ですが、人として、サッカーコーチとして少しでも成長していきたいと思います。従いまして、スポーツ現場でのパワハラ、セクハラ、体罰、暴力には与しません。
けれども、スポーツ指導者も苦慮しているのだということも正直あるのです。それは、本来家庭で子どもに伝え、育てていただくべき社会性や振る舞い、言動の指導までもが、スポーツ現場に過大にのしかかっているという現状です。最近の子どもたちの風潮として“なんでもあり”(選手を子に持つ親御様も子どもが勝つためだったら“ほとんどあり”)になっていたりすることです。そして、子どもまでもが“お客様”“(スポーツ)消費者”に化してしまっているのではないかと思わせる様相です。中には、折れてしまう指導者もいるかもしれません。だから、けっしてスポーツ現場だけの話ではなく、家庭と指導者と子どもとの三者の問題でもあると思っています。
スポーツの語源は「楽しい感情を発散させること」、そう楽しくなければスポーツではないのです。それはプレーヤーもコーチも一緒。その楽しさを味わうためにも互いに人として成長していかなければならないのでしょうね。子どもは子どもとして、指導者は指導者として、親は親として、大人として。真の一流プレーヤーやすぐれたコーチに人格者が多いといわれるのはこのためかもしれませんね。スポーツ(の指導)が、指導者の「自分の未熟さを隠す感情のはけ口」になってはけっしていけないのです。byさっかーせんせい
明日です!【坂幼いんふぉめーしょん】
お天気が・・・ちょっと心配ですが、もちろん!雨が降っても行いますっ。皆様のご入会心からお待ちしています!
坂戸市 幼稚園 坂戸幼稚園 さっかーせんせい
本格活動スタートしますよ!【坂幼いんふぉめーしょん】
昨日このご案内を幼稚園にお問い合わせをいただいた皆様にごっ発送いたしましたので、本日当たりご自宅に届くと思います。たくさんの小さなお友だちのご入会をお待ちしています!
まだご案内がご自宅に届いていない方、双葉会の案内をご希望の方がいらっしゃいましたら幼稚園までご遠慮なくご連絡下さい!ご連絡の方法はもちろんお電話(049-281-0038)でも大丈夫ですし、Webでもお問い合わせいただけますよ。その場合は・・・
坂幼ホームページ→ご入園について→プレ&子育て支援メニューのお問い合わせ・申込専用フォームをご利用下さい。24時間受け付けています!(当たり前か)ただし、ご返事は翌日以降になりますね。この点ご了承ください。
前期双葉会も楽しいこと盛りだくさん!親子のタッチコミュニケ―ション満載!坂幼ティーチャーズとも仲良し!になれちゃいますので皆さんのご入会楽しみにお待ちしています!
坂戸市 幼稚園 坂戸幼稚園 さっかーせんせい
親子遠足&あそカレ【坂幼にゅーす】
ひちつめは親子遠足。今年度はむさしの村へ行ってまいりました!お天気も上々、とても気持ちのいい親子遠足になりました。
むさしの村は遊園地。小さな子どもたちにはちょうど良い乗り物がたくさんあるので遠足にはもってこいの場所です。昨今は立派なテーマパークは多いけれども、小さな子どもたちが満喫できるいわば“昭和の遊園地”が少なくなってきましたから幼稚園としては本当にありがたい。
坂幼の親子遠足は3年ローテーション。また3年後に遊びに行きますよ。※もしかしたら新しい行き先を発掘しているかも。
坂幼親子遠足恒例!新聞破りっ。
ふたつめはあそカレです。今回で第5回目となるあそカレどろだんご選手権を5/18に行いました。今回の参加選手(?)は102名!参加してくれたあそカレどろだんご選手の皆さんありがとう!
選手権ですからチャンピオン、そしてその中からどろだんごマスターが認定されるのです。第5回目ともなるとどろだんごの光り方がなんか違ってきましたよ。短い時間の中、ほんとーに見事などろだんごがいくつも出来あがりました。
そして今回チャンピオンになった3人はN.R.ちゃん、I.S.ちゃん、U.A.ちゃんの3人!そして厳正なる先生たちの審査を経て栄えある第5回あそカレどろだんごマスターに認定されたのは・・・I.S.ちゃん!おめでとう!U.A.ちゃんの3連覇を阻止してみごとどろだんごマスターにっ。
あそカレのみんな、またやるよ。来年も楽しみにしていてね。
ピカピカの予感。
今回のどろだんご、光り方に落ち着きが加わってきたような。これも5回目がなせる技か!
あそカレどろだんごマスター認定証 designed by さっかーせんせい
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パクパクパッくん【坂幼にゅーす】
これが何でも食べちゃうパクパクパッくん。お子様と遊ぶのにはもってこいの工作です。作り方もカンタンなのだ。っとよく見たらTシャツのお魚とそっくりー。でもこれは偶然ですっ。
仁先生の親子体操も盛り上がった!ほらこんなに「ぎゅっ!」
この坂戸幼稚園2歳児プレプログラム親子ペア双葉会にご参加ご希望の方は、坂幼ホームページ子育て支援メニューの専用フォームでも申し込めますよ。お待ちしています!
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