2歳児プレ親子プログラム“双葉会”のご案内です
6月7日(水)に2歳児プレ親子プログラムの双葉会がありますよ。
今回はじん先生の親子ジム(体操)に園長先生の親子造形プログラムは「カエルさんのピョンピョン競技会!」です!
ご入会とご参加お待ちしています!
2歳児プレ親子プログラム“双葉会”参加募集中です!【坂幼インフォメーション】
5月10日にスタートしました2歳児プレ親子プログラム「双葉会」。
ご覧の通り親子の笑顔であふれていました。
坂戸幼稚園が主催するプレですから坂幼ティーチャーズとのコミュニケーションもいっぱいです。
もっとたくさんの親子の笑顔に出会いたい!ということで会員募集中です!
次回は5月24日(水)皆さんのご入会を・・・お待ちしています!!
※前回、双葉会と園児募集の説明を忘れてしまいましたごめんなさい。今回は必ずお話させていただきます。
5/20園庭開放SKP【坂幼ニュース】
先週は雨で残念ながら中止になってしまったSKP
今のところ5/20(土)のお天気は上々!皆さん遊びに来て下さいね。
5/13(土)園庭開放SKP【坂幼インフォメーション】
お天気がちょっと心配だけど、雨が降らなければみんなの園庭になりますよ!遊びに来てね。お待ちしています!
園長だより H29年5月
【あたたかな春です】
木々の緑色が目にまぶしく飛び込んでくる季節となりました。その中を泳ぐ鯉のぼりたちのなんと気持ち良さそうなこと。目を細めて見上げていると、隣で立ち止まった年長組のAちゃんが「ねぇ園長先生、幼稚園の鯉のぼりは雨が降るとお部屋にしまうんだよね」と話しかけてきました。「そうだね、雨でびしょびしょになると可哀想だものね」と答えると、「毎日お天気だといいな」とつぶやいて遊びに戻っていきました。
こうした子どもたちの何気ないつぶやきに出会う度に、子どもたちが自分なりの視点や感性で様々なことを考えたり、思ったりしていることやそれを誰かに伝えたいと思い、伝えようとしていることに気付かされます。
子どもたちの中に流れている時間はとても豊かでゆったりとしています。そして子どもたちは「そうだね」「どう思う?」「○○なのかな?」と、側にいる相手とひとつの話題を通じて思いを共有したり、一緒に考えてみたりする時間をとても楽しんでいることを感じます。
話の途中にいなくなって(遊びに戻って)しまうこともしばしばあります。そうした時に、子どもたちが求めているのは「答え」ではないのだなとよく思います。自分の話をただ「聞いてくれる」「うなずいてくれる」「一緒に不思議がってくれる」ことがとても大切なのでしょうね。
5月を迎え、平常の保育時間、保育内容での新学期の再スタートに当たり、何よりもこのことを大切にしなければいけないと思っています。子どもたち一人ひとりが伸びやかに感じたり、考えたり、試したり、人や物事とつながっていくための時間を保障することです。
4月、どの子も新しく始まった生活を一所懸命に駆け抜けてきました。保護者様もお子様と同じくらい心を使ってお過ごしになられたことでしょうね。5月の連休には、そうした気持ちを肩から降ろして、ご家庭での時間やお子様との一時を楽しんで下さいね。お子様のつぶやきを沢山聞いてあげて下さいね。そして、連休明けには「楽しいこといっぱい待ってるよ」と、力強くお子様を送り出してあげて下さい。
【晴れた日に】
先日の日曜日の朝、カーテンを開けたらあまりにも清々しい青空が広がっていて、ふとある場所を思い出し「きっと気持ちが良いだろうなあ」と、主人を誘って出掛けることにしました。狭山市にあるサイボクハムは、娘たちが幼い頃によく遊びに出掛けた場所でした。当時の目的はお買い物ではなく、数匹の子ブタがいるトントンハウスと大きな木製のアスレチック遊具、そして帰り際にご褒美のように食べるソフトクリームやフランクフルトでした。
「最後に来たのはいつだったかなぁ」と二人で思い返してみても思い出せず、それほどの時が経っていたようです。たぶん、休日に公園巡りをして遊んでいたのは娘たちが本格的にスケートを始める前のことですから、小学校の低学年くらいまでのことでしょう。
駐車場に車を止めて「最初にあそこね」と、ずんずん奥に歩き出したのは「まだあるのかなぁ」と確かめたい一心からでした。思わず「あった」と声に出した時の気持ちをどう表現すれば良いでしょうか。もちろん15年程の時が経っているわけですから、その時のままであろうはずがないでしょうが、私の目に映るそれは昔のままでした。
「ああ、これこれ。ここで遊ぶ娘たちの姿を見ていて、園にもこんな遊具が欲しいなって思ったのよね」と、懐かしさに目を細めながら、しばらくアスレチックで嬉々として遊ぶ子どもたちの姿を見ていました。子どもたちの行動や仕草、表情に「変わらないな」と安堵し、そこで遊ぶ子どもたちの中に幼い日の娘たちの姿を探していました。
こうして久しぶりに出かけた場所や通る道ほどより鮮明に記憶が喚起されるのは不思議なものですね。その空間に身を寄せているうちに、色々な出来事を思い出します。楽しかったことばかりではなく、娘を叱った時のことや当時胸の内で考えていたこと等々。
「あの頃そうだったよね」「あの時そんなことを考えていたっけ」と思い出す度に、いつもはそれを忘れている自分と経てきた時間に気付かされます。こうして昔見た場所に昔見たままの(見たように思う)姿で「ある」ということはありがたいことですね。それは、人も物も同じなのでしょう。
この春も数名の卒業生がひょっこり園を訪ねて来てくれました。一人で。友だちと連れ立って。親御さんと一緒に。真新しい中学や高校の制服を着て。通りがかりに。嬉しいなぁ、ありがたいなぁと思います。
ふと思い立った時に立ち寄れる場所、以前の自分を思い返したり、立ち止まれる時間、日々を進んでいくために大切なのだろうなと考えていました。
園長 浅見 美智子