スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | -

園庭開放SKP 2学期日程をご案内します!

園庭開放SKP(スキップ)の2学期日程をお届けします。

9月、10月の園庭は遊ぶにはとっても気持ちよくて最高です!ミニミニイベントもあるぞっ。

11月もさわやかな風の中で遊べますよ!

12月はサ〇タさんと一緒に遊べるかも!?

皆さん遊びに来て下さいね!待っています!!

 

坂戸幼稚園ニュース | 10:54 | comments(0)

園長だより H29年8月

楽しい1学期をありがとうございました

 

かにお会いする度に「ハァ、暑いですね」と口をついてしまう程、連日続く射るような日差しに本格的な夏の到来を感じます。子どもたちが大好きな裸足での遊びもこの頃は少々不便です。陽なたの園庭を横切る時「アッチッチッチッ…」と大慌て。木陰を上手に利用して遊んでいます。

 

晴天に恵まれてプールにも沢山入りましたね。水とのかかわり方も日を追うごとに変わってきました。友だちの上げる水しぶきを避けるように過ごしていた子も、次第にプールの真ん中で遊ぶようになり、水遊びの大好きな子はよりダイナミック、ビート板を使い泳いだり、もぐったりと、毎日の繰り返しの中で少しずつ少しずつ自分なりに試したり、挑んだりしながら、楽しさや出来ることを広げていきました。

 

日二日間に渡り行われた公開保育では、お子様の夏の園生活の様子をご覧いただけたことと思います。「子どもってすごいなあ。頑張っているよね」というお声を何度かすれ違い際に耳にしました。同じ場所にいて見ていただけたことを何より嬉しく感じています。お暑い中でのご参観を本当にありがとうございました。

 

やはり保護者様に見ていただいている場では、お子様により少々緊張が見られたり、いつも以上に張り切っていたり、逆に甘えん坊さんになったりと様々な姿が見られました。そうした普段とは少し違って感じられる様子も、それぞれの子どもの内面を知る手がかりとしながら、これからの保育の糧にしていきたいと思います。

 

さて、本日で1学期が終了となります。入園、進級後の新しい生活の中で、一人ひとりが自分の生活を創り、根づかせてきましたね。2学期には今の安定を軸にして、更に交友関係と活動の幅や奥行きを広げていくことでしょう。これから迎える夏休みには、大好きなご家族の皆様のもとで、ちょっと一息つきながら、園では出来ない夏ならではの経験を沢山味わって下さい。1学期のご支援とご協力に感謝申し上げます。皆様健康で安全な夏休みをお過ごし下さい。

 

とっておきの時間

 

の夕暮れ時に1人で買い物に行く道すがら、時折娘たちが幼かった頃の情景が浮かんできます。娘たちの足取りはいつだってのんびりとしたもので、さながら夕方のお散歩といった感じでした。私はこれからの予定や段取りのようなことを頭の中で気ぜわしく考えつつも、なんとものんびりとしたひと時が好きでした。

 

一年に一度か二度、ふと思い出す出来事があります。その日私は一人で近所のスーパーマーケットに向かっていました。道の前方にお子さんと手をつなぎ歩くKさんの姿を見つけました。一人歩きの私の歩くスピードはKさんたちよりも速く、隣に並んで歩く形になりました。

 

「お買い物ですか?」「はい、イトーヨーカドーに」「あれ、他のご弟妹は?」「家で留守番です。ウチは家族が多いから当番制にしてるのよ。今日はMが私と一緒に買い物当番」そんなやり取りをした後、Kさんははにかむように笑いました。「では、お先に失礼しますね」と言って足早にその場を離れたのは、KさんとMちゃんのひと時を邪魔したくないという思いからでした。

 

Kさんは4人のお子様がいらっしゃり、末の男の子が園に通っていました。そうした家族の一日の中で、親と子が一対一で向き合う時間を持つことは容易であろうはずがありません。時折買い物に行くKさんを見かける時、Kさんは必ずお一人だけお子さんを連れて、のんびりと楽しむように歩いていらっしゃいました。

 

Kさんの先を歩きながら、私は「やはり」と思いました。そして「Kさんは当番制という言葉を使われたけど…」と、その裏側に見えたお子さん方への深い愛情に胸を打たれました。

 

ドタバタ、あるいはあたふたといった表現がピッタリの私自身の娘二人との日常を省みていました。当時娘たちは4歳と6歳で、たいていは「何をするのも一緒」でした。けれども、一緒が「良かった」からではなく、親の私にとり一緒が「都合が良い」だけのことだと教えられた気がしました。様々な出来事を改めて思い返してみると、その時々で娘たちはサインを送ってくれていました。そのサインを私が意図せず、又はあえて見逃していたのでした。

 

の頃から20年弱が経った今も感じます。家族4人あるいは両親と娘3人で過ごす時の会話と、父娘、母娘二人きりでいる時のおしゃべりの在り様は、ほんの少しだけ違うように思います。他の家族が居る時には言えない秘密の暴露といった大げさなものではありません。ただやはり、一対一の親子で向き合うほんの少しの時間がとても大切でかけがえのないものだと感じています。

 

昔を懐かしみながら夕暮れを一人歩く時間やあれから、あれこれ考えて、時に娘一人とだけ一緒にお風呂に入ったり、膝に乗せて本を読んだり、車で迎えに行ったりした時に車内で過ごした時間、すべてが私にとって、たぶん娘にとってもとっておきの時間なのだったろうと思います。長い夏休み、ご家族の協力を得ながら、親子のとっておきのひと時を持っていただけたらと願っています。

 

園長 浅見 美智子

園長だより | 14:34 | comments(0)

園長だより H29年7月

【思いやる心を育てるために】

雨明けも間近とささやかれるようになり、いよいよ本格的な夏の到来です。プール遊びのある生活が始まって早2週間、子どもたちは「今日は入れる?」「雨やまないかな」と、晴天を待ち焦がれるようにして毎日を過ごしています。

 

先月16日のプール開きの日に、私はプール遊びでの「4つの約束」の話をしました。そして、そのひとつずつの「理由」を丁寧に伝えました。大人であれば様々な場所での「決まり」に理由が示されていなくても、経験から考えることができますが、年齢が幼いほどそうではありません。そして、その「理由」が解れば、子どもたちは納得し、約束や決まりを守ろうとします。心を動かすからです。

 

年度が始まり2ヶ月半が経ち、新しい生活、新しいクラスや友だちにも慣れ、子どもたちが大きく動き出しています。それは、興味のあることへの挑戦だったり、人との関わりであったりと様々です。毎年のように6月から7月にかけてはケンカや衝突といったトラブルが続発するのも、子どもたちが外へ外へと気持ちや行動を広げている証拠です。

 

集団生活の中では、自分とは違った考えや意見、価値観や性格を持つ人と出会い、共に生活するわけですから、当然、衝突やトラブルが起きてきます。親の立場からすると、やはり心配、悩みの種、やってもやられても気になります。「お友だちとは仲よくね。ケンカをしてはダメよ」と、日頃ご両親に言われて育ってきた子どもたちですが、子どもの立場からすると、これは立派な自己主張、自我の表れですのでやめるわけにはいきません。

 

しかし、だからと言って何でもOKでも、奨励するものでもありません。相手への伝え方(言葉)や行為にもルールがあるはずです。そのルールは何でしょうか?改めて考えてみる必要がありそうです。私自身は、人として許されないこと、明らかに危険であることを置いています。人として許されないことの中には、理由なく一方的、複数で単独に向かう、フェアでない等、様々ありますが、相手の存在をリスペクトしないということもそのひとつです。

 

どもたちはまだまだ「自己」中心的な価値観の中にあり、また他者に自分の「主張」を正しくスムーズに届ける術を知りません。だからこそ、どうしてその行為に及んだのかという「理由(気持ち)」をしっかり聞き、受け止め、更に相手の立場に立ち物事を考えられるように導き、善悪を考えたり、「主張(気持ち)」を正しく伝える術を知らせ学ばせていくことが大切ですし、そのことには幼ければ幼いほど繰り返しの経験とその時間が必要です。経験を取り上げるのではなく、様々な経験の中から自分の痛みと相手の痛みを感じ考え、本物の思いやる心を育てて欲しいと願っています。

 

全ては、心を動かせるかということにつながると私は思います。人は人との関わり、集団の中で生きているのですから。

 

【上野のおすすめ】

月末の休日に上野に用事があり出掛けました。せっかく上野に来たのだから美術館に行こう、何を見ようかと主人と歩き出した所で、小さな立て看板に出会いました。上野の森美術館で行っている「いもとようこの世界」という期間原画展の案内でした。

 

仕事柄、いもとようこさんの絵本は沢山見てきましたが、それは絵本の中だけで、こうして原画を見るのはもちろん初めてのことです。優しく、柔らかく、ほっこりしたといった印象のいもとさんの絵の特別なファンだった訳ではありませんが、原画を見て驚きました。印象がひっくり返るくらいの衝撃でした。なんと繊細で緻密で唸るほどの豊かな色彩を持つ絵なのでしょう。印刷された絵が逆に「ここから生まれたもの」だからこそ、そうした印象になるのだと後で思いました。「本物を見る」「百聞は一見にしかず」というものはそういうことなのでしょう。

 

美術館には大人だけでなく、多くの家族連れが来ていました。「つるのおんがえし」や「しあわせの王子」などの絵本の全ページを追った原画の下には物語が表示されて、幼児を抱っこしたお父さんやお母さんが小さな声でひとつずつ読み聞かせていました。

 

もしも美術館デビューという言葉があるならば、いもとさんのような絵本画家の美術展ほどふさわしいものはないでしょう。ここにいる子たち幸せだなぁ、私も(幼い)娘を連れて来たかったなぁと心から思いました。

 

は、こんな風に手遅れの後悔をしたことがもう一度あります。それは、雨天時の遠足候補地を探して、国立科学博物館に初めて行った時のことです。

 

そう思ったのは「もし、小さい頃にこの体験に出会っていたら、あるいは娘の進路や興味の方向性も違っていたかしら?」といった根拠のない想像もありましたが、単純に一緒に来たかった、見せたかった、この場で過ごす娘たちを見たかったからです。けれど、知らなかったのですから仕方がありません。

 

美術館や博物館、コンサートやミュージカル、まだうちの子には難しいかな、興味がないかなと思ったとしても、そこで楽しんでいる親を見たり感じたりするだけで大きな体験です。そして、一度体験した場所や出来事は「あっ、知ってる。来たことある」というだけで次の体験への敷居が低くなるものです。いつ、どこで、何の興味が開花するのか・・・きっかけや環境作りはとても重要です。それは「文化資本」という言葉でも教育関係の著者が記しています。

 

園長 浅見 美智子

 

園長だより | 20:40 | comments(0)
  

ブログ内を検索

坂戸幼稚園公式サイト

坂戸幼稚園公式サイト

http://sakado-youchien.ed.jp

学校法人坂戸幼稚園
〒350-0225
埼玉県坂戸市日の出町12-4
TEL:049-281-0038

カテゴリー

カレンダー

<<  2017年07月  >>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近のエントリー

最近のコメント

サッカーパパについて

サッカーパパは、埼玉県坂戸市の坂戸幼稚園の事務長さんです。こどもたちとサッカーをするのが大好きなので、皆から「サッカーパパ」とか「サッカー先生」とか「ひげ先生」と呼ばれています。
サッカーでは、JFA(日本サッカー協会)キッズリーダー養成インストラクターでC級コーチです。FA(イングランドサッカー協会)のレベル1ライセンスも取得しています。坂戸幼稚園のサッカークラブでいつも元気にコーチをしています。

by だんごろう

だんごろう??

「だんごろう」は、坂戸幼稚園のみんなが大好きな「だんごむし」です。当園のマスコットキャラクターになっています。

バックナンバー

-->